京都観世会1月例会
Monthly Performances (January)
公演日時:2021/01/10(日・SUN) 11:00~
主催:京都観世会
主催:京都観世会
演目:
(能)翁 片山九郎右衛門
(能)鶴亀 大江又三郎
(狂言)筑紫奥 茂山あきら
(能)葛木 大和舞 観世清和
(能)小鍛冶 黒頭 吉浪壽晃
(能)翁 片山九郎右衛門
(能)鶴亀 大江又三郎
(狂言)筑紫奥 茂山あきら
(能)葛木 大和舞 観世清和
(能)小鍛冶 黒頭 吉浪壽晃
入場料:
前売券 一般 自由席 ¥6,000
学生2階自由席 ¥3,000
特別会員年間会費(会員券10枚) ¥75,000
普通会員年間会費(会員券10枚) ¥43,000
6回会員年間会費(会員券6枚) ¥30,000
本公演は新型コロナウイルス感染予防ガイドラインに沿った対策を
講じた公演とさせて頂きます。
前売券 一般 自由席 ¥6,000
学生2階自由席 ¥3,000
特別会員年間会費(会員券10枚) ¥75,000
普通会員年間会費(会員券10枚) ¥43,000
6回会員年間会費(会員券6枚) ¥30,000
本公演は新型コロナウイルス感染予防ガイドラインに沿った対策を
講じた公演とさせて頂きます。
***1月例会前売券について***
※12/28更新 前売券は予定枚数を終了いたしました。
なお年間普通会員・6回会員の方は、事前予約無しでご入場いただけます。
※通信講座受講生、放送大学、老人大学は一般料金です。
※12/28更新 前売券は予定枚数を終了いたしました。
なお年間普通会員・6回会員の方は、事前予約無しでご入場いただけます。
※通信講座受講生、放送大学、老人大学は一般料金です。
演目解説
翁大夫は正先に出て深々と一礼し、笛座前に座し、面箱が前に置かれると「とうとうたらり……」と謡い出す。露払役の千歳が颯爽とした「千歳ノ舞」を舞う間に白式尉の面を着けた翁大夫は「坐して居たれども」と謡い、大小前に立って「天拝」「地拝」をし、祝祷の謡の後に荘重な「翁ノ舞」を舞い始める。三節の各終りに「天・地・人」の足拍子を踏み、舞台を一巡すると再び「萬歳楽」と天拝して舞い納める。面を外して面箱に置き、一礼して大夫は千歳と共に幕入りする。 〈翁ガエリ〉
続いて狂言方の三番三が走り出て、まず直面で力強い「揉ノ段」を舞う。その後、後見座で黒式尉の面を着けると、面箱持との問答を経て鈴を受け取り、「鈴ノ段」になる。呪術的な舞は最高潮に達したところで終止符が打たれ、舞台は元の張り詰めた静寂に包まれる。面を外した三番三と面箱持、後見、脇鼓が退場し、次の脇能が始まる。
『翁』に続く脇能は、『高砂』のように神が姿を現す曲が多いが、この『鶴亀』は、『西王母』や『東北朔』と同様、大宮の中の皇帝のもとに、鶴と亀とが現われ、祝福を与える形をとる。芸態的に古いものと思われる。
その後山伏は里の者と出会い、昔、役行者が葛城の神に岩橋を架けることを命じたが、神は自分の姿を恥じ夜しか仕事をしなかったため橋が架からず、役行者の怒りを買い、蔦葛で縛められたのだという話を聞く。
夜、山伏が祈祷していると、その法味に引かれて葛城の神が現れる。索により縛められた身も修法により解け、「高間の原はこれ」ぞと大和舞を舞う。そしてまた「明けぬ先に」と葛城の神は夜が明けぬ先に岩戸のなかに消えてゆく。
〈中入〉
宗近に仕える者が、宗近の不思議な体験を再度語り、壇の用意を人々に促す。宗近は身支度して待つ。すると稲荷明神の使い、霊狐が現れて宗近の相槌を勤め、帝の剣を見事に打ちあげる。表に「小鍛冶宗近」、裏に「小狐」と打たれた二つ銘の名剣は勅使に渡され、霊狐は雲に乗って稲荷の峯に去って行った。
出演者紹介
CAST
片山九郎右衛門
Katayama Kurouemon
日本能楽会会員
大江又三郎
Oe Matasaburo
日本能楽会会員
茂山あきら
Shigeyama Akira
日本能楽会会員
観世清和
Kanze Kiyokazu
日本能楽会会員
吉浪壽晃
Yoshinami Toshiaki
日本能楽会会員