井上定期能 5月公演
公演日時:2021/05/29(土・SAT) 13:00~
主催:井上定期会
主催:井上定期会
演目:
(能) 班女 浅井通昭
(狂言)附子 茂山忠三郎
(能) 唐船 吉浪壽晃
(能) 班女 浅井通昭
(狂言)附子 茂山忠三郎
(能) 唐船 吉浪壽晃
入場料:
前売券 ¥3,800
当日券 ¥4,500
学生券 ¥2,000
五枚綴券 ¥17,500
前売券 ¥3,800
当日券 ¥4,500
学生券 ¥2,000
五枚綴券 ¥17,500
演目解説
本曲は、扇のゆかりで統一された作品といえる。曲中花子は、人の心も扇と同じく裏表があり、「おうぎ」は「逢う(あう)」に通じるというのもそら言と歎く。しかし最後には扇が縁で再会を果たす。
曲名となる唐船(中国ないし中国風の船)の作り物は、まず橋掛りに出して唐子二人を乗せ、さらに結末の出航に際しては舞台脇正面へと移し、船頭(狂言)の手により帆を上げる。シテ祖慶官人はその舳先にて歓喜に満ちた舞(楽の舞)を舞う。その際、船の作り物には六人が乗っている。本曲には子方を四人必要とするため(そのうち二人はツレにすることもある)、上演頻度も高くない演目である。