京都観世会5月例会
Regular Performances (May)
公演日時:2024/05/26(日・SUN) 11:00~
主催:京都観世会
主催:京都観世会
演目:
(能) 自然居士 片山 伸吾
(狂言)富士松 小笠原由祠
(能) 半 蔀 大江又三郎
(能) 天 鼓 橋本 光史 【時間訂正】
弄鼓之舞 天鼓は3時10分頃に始まります。
(能) 自然居士 片山 伸吾
(狂言)富士松 小笠原由祠
(能) 半 蔀 大江又三郎
(能) 天 鼓 橋本 光史 【時間訂正】
弄鼓之舞 天鼓は3時10分頃に始まります。
入場料:
一般前売指定席券※WEB ¥8,500
一般前売自由席券 ¥6,500
一般当日券 (自由席) ¥7,000
学生券 (2階自由席のみ) ¥3,000
◆例会会員入場券の年間会費◆
特別会員年間会費(会員券10枚) ¥80,000
普通会員年間会費(会員券10枚) ¥48,000
6回会員年間会費(会員券 6枚) ¥33,000
一般前売指定席券※WEB ¥8,500
一般前売自由席券 ¥6,500
一般当日券 (自由席) ¥7,000
学生券 (2階自由席のみ) ¥3,000
※通信講座受講生、放送大学、老人大学は一般料金です。
WEB予約・購入はこちら◆例会会員入場券の年間会費◆
特別会員年間会費(会員券10枚) ¥80,000
普通会員年間会費(会員券10枚) ¥48,000
6回会員年間会費(会員券 6枚) ¥33,000
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普通会員様と6回会員様は、会員券1枚につき2,000円の追加料金で
WEBにて事前指定が可能です。
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演目解説
前段の説法の場面、後段の琵琶湖を舞台にした人商人とのやりとりや、喝食舞(中之舞)、曲舞、羯鼓など見どころや聞きどころの多い、芸尽しの能で、容姿端麗な自然居士の雄弁さと器用な芸が際立つ。どの人物の登場にも囃子を用いていないところからも、台詞劇に仕立てようとした意図も伺え、テンポよくドラマチックな能となっている。
僧は所の者から光源氏と夕顔という女の恋物語を聞き、勧めにしたがって五条辺りに弔いに出かける。そこには草の生い茂った家があり、中から女の声が聞こえてくる。僧が姿を見せるように言うと、夕顔の霊が半蔀を押し上げて昔の姿で現れる。夕顔は光源氏との馴れ初めを物語り、思い出の舞を舞う。そして明け方が近づくとまた半蔀の中へと消えてゆくのだった。
この曲は同じ主人公を配した別曲《夕顔》とは異なり、夕顔の不慮の死にはふれず、光源氏との恋の思い出に重点を置いた情緒あふれるものである。どちらかといえば、本来の「夕顔」自身というより、「夕顔」という花の精を強調した作りとなっている。夕顔の花のまつわり咲いた半蔀の奥にかすかな透影を見せた女の姿。夕闇にほのぼのと白い笑みの眉をみせる花。イメージを全面にオーバーラップさせ、人間味を限りなく消した演出は、実に素直で見やすく、ひたすら美しい。
呂水の岸で追善供養が始まると、天鼓の霊が水中より現われ、弔いを感謝し、喜んで鼓を打ち舞を舞い、夜明け前に消えてゆく。
前半は子を失った親の悲しみを描き、後半は楽しげに遊舞をつくす。前半と後半でシテの役が親から子に代わるが、舞台面は無理なくつながる。
出演者紹介
CAST
片山 伸吾
Katayama Shingo
日本能楽会会員
小笠原由祠
Ogasawara Tadashi
日本能楽会会員
大江又三郎
Oe Matasaburo
日本能楽会会員
橋本 光史
Hashimoto Koji
日本能楽会会員